Microsoft からOffice 2013 サポート終了の連絡がありました。
買い替えないとダメでしょうか。
本記事ではこのような悩みにお応えします。
記事の内容
- サポート終了したOfficeを使い続けるリスク
- Office製品のサポート期限一覧
- Officeサポート終了後の選択肢
記事を書いた人
Office製品にはサポート期限があります。
直近では、Office 2013が2023年4月にサポート終了となっていますね。
サポートが終了してもOffice アプリケーション自体は使えますが、セキュリティリスクを抱えることになる点には注意が必要です。
本記事では、Officeサポート終了による影響とサポート終了を迎えた場合にどうするべきかについてご紹介します。
Office はサポート終了後も使うと危険
Officeアプリケーションはサポートが切れると使えなくなるんですか?
いいえ。使えます。
でも危険な状態で使うことになる点は、知っておく必要があります。
サポートが終了しても、Officeの使用感はほとんど変わりません。
使い勝手が変わらないのでサポート終了後も使い続けてしまうケースが多くあります。
でもそれは、サイバー攻撃のリスクを抱えたまま使い続けることになるので、絶対にやめるべきです。
最悪の場合はパソコンの乗っ取りに繋がったりします。
セキュリティ更新プログラムが提供されなくなる
Officeのサポートが終了した場合のリスクとして、マイクロソフトは以下のように公表しています。
特に気にすべき点は、以下の2点です。
- 有害なウイルス、スパイウェアの感染
- 情報漏えいの危険性
え?マイクロソフトのセキュリティサポートなんて受けてないはずですけど。
なんでウイルス感染が起きるんですか?
それは次の画像を見てもらうとわかります。
Officeはサポートが終了するとセキュリティ更新プログラムが提供されなくなります。
これ、とても大事なポイントです。
Office製品はセキュリティホールが見つかると、マイクロソフトが迅速に穴を塞いでくれる対応サポート(セキュリティ更新プログラムの提供)がついています。
Officeのサポート期間内であれば、費用負担なく誰でも使える機能になります。
ですが、サポートが終了するとセキュリティ更新プログラムが提供されなくなります。
つまり、セキュリティの穴が見つかっても、マイクロソフトはそれを放っておくことになります。
サポート期限を過ぎたOfficeを使い続けることは、時の経過とともにどんどん危険になることを意味しています。
実際にOfficeのセキュリティの穴をついた攻撃は確認されておりますので、早めの対策が必要です。
Officeのサポート期限は短い
直近ではOffice 2013年が2023年4月にサポート期限を迎えています。
他のバージョンにおいてもこれからサポート期限を迎える製品が徐々に出てきます。
特に注意が必要なのは、年号のついているOffice 製品は最新でも2026年10月までのサポートであるということ。
Office 2013を使っていた人が買い替え先としてOffice 2021を選択しても、2026年にはサポートが切れてしまいます。
3年後には、またサポート終了が発生することになります。
このサポート期限は年号が付くOfficeを買い続ける限り、ずっとついて回る問題です。
煩わしいならMicrosoft 365を
このサポート期限の問題から唯一回避できる方法があります。
それがMicrosoft 365を選択することです。
Officeサポート期限の図を再掲します。
見て貰えばわかるとおり、Microsoft 365なら契約が続く限り継続的にサポートされます。
つまり、セキュリティ更新プログラムは提供され続けるわけです。
サポート期限が来るたびに、セキュリティリスクに悩むことになるのであれば、いっそのことMicrosoft 365にしてしまうのも手です。
Microsoft 365であれば、Officeアプリのほかにも、
- 1TBのオンラインストレージ
- セキュリティ強化
- Skypeでの60分の無料通話
など、多くの機能を利用できます。
-
Microsoft 365 Personal(旧Office 365 Solo)とは
続きを見る
煩わしいならMicrosoft 365にしちゃいましょう!
最大 1 TB のクラウド ストレージ、高度なセキュリティ機能、革新的なアプリが、すべて 1 つのプランに含まれています。